明治初期、当時司法卿であった江藤新平の命により、フランス諸法典が日本語訳されました。その命を受けて翻訳をおこなったのが、箕作麟祥です。箕作麟祥の翻訳は、初訳本・校正本・増訂本の3つの時期に分けることができます。また、箕作麟祥が翻訳に使ったとされるフランス語の底本は、Royer-Collard "Les Codes Francais"(1868) だと考えられており、現在、東京大学に所蔵されています(異説もあります)。
フランス語原文
制定時
- Code civil des français (1804)
- Code de procédure civile (1806)
- Code de commerce (1807)
- Code d'instruction criminelle (1808)
- Code pénal de l'empire français (1810)
- Code civil des français (1804) Wikisource
Les Codes Francais (Royer-Collard, 1868)
- Constitution
- Code civil
- Code de procédure civile
- Code de commerce
- Code d'instruction criminelle
- Code pénal
仏蘭西法律書
初訳本 (明治3~7年)
- 仏蘭西法律書 訴訟法 1/8
- 仏蘭西法律書 訴訟法 2/8
- 仏蘭西法律書 訴訟法 3/8
- 仏蘭西法律書 訴訟法 4/8
- 仏蘭西法律書 訴訟法 5/8
- 仏蘭西法律書 訴訟法 6/8
- 仏蘭西法律書 訴訟法 7/8
- 仏蘭西法律書 訴訟法 8/8
- 仏蘭西法律書 治罪法 1/5
- 仏蘭西法律書 治罪法 2/5
- 仏蘭西法律書 治罪法 3/5
- 仏蘭西法律書 治罪法 4/5
- 仏蘭西法律書 治罪法 5/5