商法草按議事速記第十四回
自第二百二十八條至第二百四十四條
明治廿一年一月十二日午前第九時開會
（箕作）
初メマス
第二百二十八條朗讀
（議按入）
修正按本條中「第一審裁判所」トアルヲ「地方裁判所」ヲ改ム
（本尾）
此前二百五條ニ「數人」ノ云フ字ニ付テ御論カ御座イマシタ、報吿委員テ議シマシタカ、數人ニシテ總株主ニ當ルト云フ說ト數人ヲ削除スルト云フ說トニツ御座イマシタ、詰リ本條ノ「數人」ノ字ヲ削ルコトカ多數ニナリマシタ、ソウスルト二百五條モ削ラナケレハナリマセン
（南部）
數人カナケレハ一人テモ宜シイ
（箕作）
一人テモ適用スル積リタラウ
（松岡）
一人テモ良ケレハ削ル方カ宜シイ
（本尾）
「第一審」トアリマスノヲ「地方裁判所」ト御變ヘヲ願ヒマス
（箕作）
官吏ト云フノハ判事テモ書記テモト云フノテシヨウ
（本尾）
何テモ宜シウ御座イマス
本條ハ「數人」ノ二字ヲ削リ「第一審裁判所」ヲ「地方裁判所」ト改ムルコトニ決ス
第二百二十九條朗讀
（議按入）
（村田）
金匣ハトウテシヨウ金匣モ財產ノ現在高トアルカ財產現在亠咼ト云フト金匣ノコトハ云ハンテモ宜カラウ
（南部）
財產ハカリテハ財產ノコトハ分ルカ金カ幾ラアルト云フコトハ分ラン
（箕作）
良カラウ
本條ハ原案ニ決ス
第二百三十條朗讀
（議案入）
（村田）
元トハ會社ニハ必ラス謄本ヲヤルケレトモ株主其他ノ者ハ或ハヤランカモ知レント云フノテ交付スルヲ得トアツタ
（本尾）
此處モソウテス求メレハヤルノテ御座イマス
（村田）
元トノハ其他ノモノハ求メテモヤランテ良イト思ヘハヤランテ宜シイ、少シ精神カ違ツテ居ル
（本尾）
原文テハ二百七十七條ニモ求メレハヤラナケレハナラン其レテ此度譯ヲ變ヘマシヨウ
（淸岡）
授命ト云フ字ハ始メテタ
（村田）
授命ハ無クテモ良カラウ
（淸岡）
授命判事ト云フコトハアルカ授命裁判所ト云フコトハナイ
（村田）
調書ノ謄本ハ裁判所ヨリ交付スト云フヨリ裁判所ヨリ調書ノ謄本ヲ會社ニ交付スト云フ方カ宜シイ
（南部）
ソウスルト又謄本ト云ハナケレハナラヌ
（鶴田）
手數料ハ別ニ定メマスカ
（本尾）
會社ノコトテ御座イマスカラ會社定款テ定メルカ知レマセン、法律テ定メル程ノコトハナイト云フノテ御座イマス
（鶴田）
會社カ手數料ヲ出シテ謄本ヲ貰ウ譯ハナイ
（箕作）
其レハアリマシヨウ
（鶴田）
株主カ願ツテ會社ノ主管ノ奴カ調ヘラレル奴タ
（尾崎）
會社ノ一體ノ爲メタカラ
（松岡）
其ツハ出マスマイ
（箕作）
疑似ノナイト云フコトナレハ謄本ヲ貰ツテ人ニ示シテ良イタラウ
（松岡）
何レ手續カ出來テ見ナケレハ分ラン
本條ハ原按ニ決ス
第二百三十一條朗讀ス
（議按入）
（村田）
「其」ト云フ字カ二ツ重ツテ居ル
（淸岡）
裁判所ハ地方長官ト違ツテ隨分會社ノ財產ノ現狀ナトハ迂濶テ地方長官カ能ク知ツテ居ル裁判所ナトハソンナコトニ關係センカラ迂濶ナモノテアルカ唯云ヒ立カアンテモ之ハ餘程裁判官カ修正ヲシナイト困ル、不滿不平ノ輩ノ爲メニ役人ヲ一體ヤレト云フ奴カ隨分アリマスカラ何カ相當ト認メルトカ何トカ注意ヲ欲シイ
（本尾）
「得」ト云フ字ニ二ツ意味カ御在イマス此二百二十八條三十一條ノ意味ハ皆スルコトヲ許サレルト云フ意味テ御在イマスソレ故ニシテモ良シ、シナクテモ良シト云フノテナク、シテモ良イ話シテ、スルコトヲ許サレルト云フ意味テ御座イマス、其積リテ御讀ハニナリマスルト今ノ御說カナクナラウト思ヒマス
（南部）
註ニ在ル樣ニ破產倒產ノ場合ニ訴訟ノ起ル場合ニ株主カ申立ル、其レカラ調ヘニ着手スルテ御座イマシヨウ
（淸岡）
倒產ノ場合ナレハ殆ント會社顚覆ノトキテアルカラ良イカ、コウ云フトキハ種々ノ事情カアツテ、ソウ云フコトカ起ツテ來ルカラ裁判所カラ檢査スレハ大變會社フ信用ニ關スルカラ裁判官カ注意シテソンナコトハ出來ヌ尙ホ勘考シテ見ルカ宜シイト注意シテ吳レハ宜シイ
（松岡）
ソレハ出來ルテシヨウ
（淸岡）
出來ナイト云ヘンカ地方長官ニソンナコトハナイ
（松岡）
裁判所カラ是レカラハ諸帳簿モ何モ監督シテ居ル、ソレカラ地方長官ハ內幕ノコトヲ知ツテ居ルト云フノハ現今迄ノ話シテ何モ箇モ官府ニ依賴シテ居ル、國立銀行ノミナレハ宜シイカ元來株式ハ種々雜多ノコトカ出來ルニ地方長官ハ內裏ヲ知ルコトハ出來ヌ本來裁判所カ知ツテ居ラナケレハナラヌ
（淸岡）
地方長官ハ農商ノコトヲ擔任シテ居ルカラ注意シテ居ラナケレハナラン又商業上會社ノコト抔ハ注意シナケケレハナラン裁判官抔ノ其職務カナイ登記ノコト抔コソ注意シテ居ルカ人民ノ懷ロ合ヒ遣リ操ク抔ハ關係スル暇カナイ
（南部）
商法カ出來レハ裁判官ハ商法ヲ知ラナケレハナラン
（松岡）
三人寄レハ會社ト云フ樣ニナツテハ地方長官モ知レルモノテナイトノ會社テモ盡ク知ルコトハ一向益モナシ出來ルモノテナイト思フ重イ處ハ矢張リ裁判所カ登記公吿ヲ掌リ公然タル公衆ニ對スルハ處裁判所カシテ地方長官ハ只客分丈ケテ一般ハ裁判所テ澤山ト思フ
（尾崎）
株主ニ至當ナリトアル
（南部）
得ルタカラ至當ト云フ字ハ入ラン
（松岡）
之ハ註解カ要ルカ知レンカ檢査スルト云フコトヲ裁判所長カ年々現況ヲ檢査スル爲メ何々相當ナル員數ノ株主ノ申立ニ因リトアリマスカ、金ハカリ五分ノ一カ人數カ五分一ト云フト大變違ヒカ生シテ來ル
（箕作）
本文ハトウシテモ金高ノ方カ大切ナノテス
（本尾）
大元トノ原案ノ意味トハ幾分カ變ツテ居リマス大元トノ原案ニ對シテ註カアリマスカラ會社條例編纂ノ時分ノ精神トハ違ツテ居リマス至當ナ理由ハ入ランテハナイカト云フコトテ御座イマシタ
（松岡）
理由テハナイ員數ノコトタ
（本尾）
金額ノ五分一ナレハ一人テモ宜シイテハナイカ自分ノ財產ヲ奪フト云フ㸃カラ云ヘハ人數ヲ云フニ及ハント云フノテ詰リ「ロエスレル」モ其方ニ同意シマシタ
（松岡）
論カ跡ヘ戾ル樣タカ得ルト云フ字ハ是非シナケレハナラント云フ字タソウタカ私ハ裁判所カ其申立ハ如何サマ筋カアルト思ヘハスル之ハ馬鹿氣タモノタト思ヘハシナクモ宜ツイト云フ積リタト思ツタ處カ五分一以上ナレハ裁判所ハ嫌己心テモスルト云フ意味タソウタ
（南部）
不當ト見レハ裁判所ハシナイテモ宜シイ
（村田）
英文ニハ權カアルトアリマス
（松岡）
權ナレハ宜シイ
（南部）
既二五分一ニ株主カ申立レハ必ラス理由カアル、五分一カ申立テ貴樣ソンナコトヲ云フカシナクモ宜シイト云フコトハ云ハンテモ宜シイソレハ五分一ト云フコトカナクツテ一人テモ申立レハシナケレハナラント云フナレハ得ルテモ宜シイ
（松岡）
ソウ云フ說カアリマシヨウカ假令ハ五分一以下ハ決シテ言立ヲシテモ裁判所ハ應スルコトハ出來ナイト云フ方ニ立テタモノテ五分一ノ申立ノアツタトキ裁判所カスルカセンカト云フ
（本尾）
ソウスレハ裁判官ノ見込次第テトウニテモナルソウナルト此條ヲ置イタ精神カ拔ケルテハナイカ株主ハ自己ノ權利ヲ害サレルトキハ此申立ヲシマス其時裁判官ノ意見テシテモ良シシナクモ宜シイト云フト此條ヲ置イタ精神カ拔ケテ仕舞ウカラ裁判所ハ此場合テハシナケレハナラント云フ方ノ得ルテアルト解シマシタ
（南部）
請求シテモ裁判所カ不用ト思ヘハイカンテモ宜シイ
（村田）
元トノ樣ニ檢査セシムルコトアルヘシト書カナケレハナラン
（松岡）
此旨意ハトウカト云フコトヲ定メルノタカラ
（村田）
原案テ宜シイト思フ其意味ハシテモ良シシナクテモ良イト見ナケレハナラン
（松岡）
此處ノ處ハ許否ノ權カアルト見ナケレハナラン
（淸岡）
中二五分一ハ多數タカラ多數ヲ得レハト仰シヤルケレトモ其內ニハ田舍ノモノモアルカラ重立ツタロヲ利ク代言者流カコウ云フ不正ノモノカアルト煽動スレハ五分一ノ株主カ乍チ不同意スル
（南部）
ソウ云フコトヲ考ヘテハ果カナイ
（箕作）
許否ノ權カ裁判所ニアルト見テ置ケハ宜シイ
（淸岡）
元トノ案テハ至當ナル申立ニ因リ檢査セシムルコトアルヘシトアル
（南部）
至當ナルト云ツテモ裁判官カ至當ト見レハ今ノ樣ナ弊カアル得ルト云ヒサヘスレハ至當ト思ヘハイキ至當ト思ハナケレハ行カナイ
（西）
裁判所カ面白カツテ行ク筈カナイノタカラ
（本尾）
取權ノ權利ヲ裁判所ニ與ヘルト裁判所カ責任ヲ負ハナケレハナラン
（箕作）
至當ト云フ字ヲ入レル說モ贊成カナイカラ先キヘ行キマシヨウ
本條ハ原案ニ決ス
第二百三十二條朗讀ス
（議案入）
修正案本條中「取締役ニ對シ又時宜ニ因リ監査役ニ對シ」トアルヲ「取締役又ハ監査役ニ對シ」ト修正ス
（本尾）
修正カ御座イマス時宜ニ因リト云フノハ原案ニモ御座イマスケレトモ總會ハ取締役ニ對シテ云フト監査役カラ取締役ニ對シ又特定シタル代理人ヨリ取締役ニト云フノヲ明カニシタイ爲メニ時宜ニ因リト云フ字カ這入ツタノテアリマスカ是カナクテモ監査役ハ監査役ニ對シト云フコトニナリマスカラ時宜ニ因リハ削リマシタ
（南部）
時宜ニ因リト云フ字カナイト時宜カ時宜ニ對シト云フ樣ニナル
（箕作）
取締役ニ對スルノハ監査役テモ特選代理人テモ良シ監査役ニ對スルトキハ特選代理人ハカリト云フノタラウ
（本尾）
ソウテス
（尾崎）
原案カ宜シイ
（西）
一體時宜ニ因リト云フ字テ監査役カラ監査役ニ對スルト云フコトヲ避ケルノハ六ケ敷イ
（南部）
監査役又ハ特ニ選定シタル代理人ヲ以テ取締役又ハ監査役ニ對スル其內取締役ニ對スルノハ時宜ニ因ルソト云フノタカラ原案カ宜シイ
（松岡）
代理人ヲ以テトシテハトウテス
（箕作）
又其特定ノト御入レニナルナラハ御入レニナツテモ宜シイ
（淸岡）
時宜ニ因リト云フト全ク別ノコトノ樣ニナル
（西）
私ハ修正カ宜シイ
（松岡）
時宜ニ因リト云フ字ヲ又其代理人ヲ以テト修正致シマス
（淸岡）
同意致シマス
（南部）
其ト云フト取締役代理ニナリハセンカ
（本尾）
御入レニナルナレハ特ニ選定シタル代理ト云フコトヲ操リ返シテ來ナケレハナリマセン
（尾崎）
其ト云フ字ヲ削ツタラ良カラウ
（箕作）
先キヘ行キマシヨウ
本條ハ「時宜ニ因リ」ヲ「代理人ヲ以テ」ト改ム
第二百三十三條朗讀ス
（議案入）
（村田）
參加人ト云フコトハ獨逸語ハカリト見ヘテアリモシマイ
（箕作）
一鶻佛蘭西語テス
本條ハ原案ニ決ス
第二百三十四條朗讀ス
（議案入）
（村田）
會社破產ト云フコトハ元ト百三十條ニ會社カ支拂ヲ止メタトキハ破產ト認メルトアル彼レヲ削ツテ見ルト破產ハ何時カラモ分ラン
（本尾）
破產宣吿ノ時カラテ御座イマス破產法ノ第三條ニアリマス
（村田）
獨逸ノハ破產ヲ始メタトキニ解散スルコトニナツテ居ル
（本尾）
ソレハ獨逸ノ破產法カ違ツテ居ルカラテ御座イマス獨逸ハ會社モ一箇人モ同シ樣ニナツテ居リマス
（松岡）
破產ノコトハ次ノ條ニアル
（村田）
次ノ條テモ宜シイ
（箕作）
先キヘ行キマシヨウ
本條ハ原案ニ決ス
第二百三十五條朗讀ス
（議案入）
修正案原案削除
（本尾）
之ハ削除テ御座イマス
（村田）
會社ノ破產ハ宣吿ノ日ヨリト云フコトカアリマスカ
（本尾）
ソレハ破產法ニアリマス
（南部）
無論削ラナケレハナラン
（箕作）
削ルコトニ決シテ先キヘ行キマシヨウ
本條ハ原案ニ決ス
第二百三十六條朗讀ス
（議案入）
（鶴田）
場合テハ取締役テモ何テモ閉店ノ場合タカラ業務ヲ止メサセテ良サソウナモノタカ其責任ト云フノハトウ云フ譯タラウスレハスク差止メルトカ罰カ行クコトニナリソウナモノタ
（本尾）
責任ヲ負ウカ罰テ御座イマス
（箕作）
此ニ拘ハラスト云フノハ之ノ字テアリソウナモノタ
（本尾）
「之」ノ字テ御座イマス
本條ハ「此ニ」ヲ「之ニ」ト改ム
第二百三十七條朗讀ス
（議案入）
（南部）
「會社解散ノ場合ニ於テハ裁判所ノ命令ニ依ルノ場合ヲ除クノ外」トシタイ
（本尾）
命令ノ場合テモ總會ヲ開イテ報吿ヲスルソウ致シマセント裁判所ノ命令テ解散シテモ淸算人ヲ總會テ選定シナケレハナラン何レニシテモ總會ヲ開カナケレハナラン
（南部）
「總會ニ於テハ破產ノ場合ヲ除クノ外」ト云フノハ何處ヘテモ適用スルノタ
（本尾）
左樣テス
（南部）
末項ハ裁判所ノ命令ニ因ルコトモ包含スルタラウ
（本尾）
無論左樣テス
（鶴田）
破產ト云フコトハ裁判所ノ命令ト云フ內ニハ籠ツテ居ラン前ノ第五ニ籠ツテ居ルソウシテ見レハ三十七條ノ第二ノ方ニハ命令ヲ除クノ外破產ノ場合テモ解散ノ決議ヲ採ルコトノ內ニ這入ツテ居リマスカ
（本尾）
這入ツテ居リマス
（鶴田）
裁判所ニ云ツテ破產ヲ宣吿サレタ場合ハソウハ行キマスマイ
（本尾）
ソレハ宜シウ御在イマス假令ハ自分ノ方カラ支拂ヲ申出ス債主カラ申立テ破產ヲシナケレハナラントキ宜シウ御座イマスト云ツテ總會ヲ開イテ解散スル若シモ其時分ニ株主ノ內カラ破產スルニ及ハン私カ百萬圓アルカラ片付ケテヤルト云フモノカアルカモ知レマセン
（鶴田）
成程ソレカアル
本條ハ原案ニ決ス
第二百三十八條朗讀ス
（議案入）
修正案本條中「第一審裁判所」トアルヲ「地方裁判所」ト改ム
（本尾）
第一審ハ地方裁判所テ御座イマス
（南部）
此處ニナルト得ルト云フ解釋カ無理カナ
（本尾）
此得ルモ許サレルノテ御座イマス
本條ハ「第一審裁判所」ヲ「地方裁判所」ト改ム
第二百三十九條朗讀ス
（議案入）
修正案會社ハ破產ノ場合ヲ除クノ外決議後七日以內ニ解散ノ原因年月日及ヒ淸算人ノ氏名住所ノ登記公吿ヲ受ケ之ヲ地方裁判所ニ屆出ヘシ又何レノ場合ニ於テモ之ヲ各株主ニ通知シ且地方長官ヲ經由シテ主務ノ省ニ屆出ヘシ
（本尾）
此條ハ附錄ヲ以テ再ヒ修正ヲ出シテアリマス百三十三條ト御對照ヲ願ヒマス
（箕作）
修正ニ決シテ先キヘ行キマシヨウ
本條ハ原案ニ決ス
第二百四十條朗讀ス
（議案入）
修正案「第一審」ヲ「地方」ト改ム
（箕作）
先キヘ行キマシヨウ
本條ハ原案ニ決ス
第二百四十一條朗讀ス
（議案入）
本條ハ原案ニ決ス
第二百四十二條朗讀ス
（議案入）
本條ハ原案ニ決ス
第二百四十三條朗讀ス
（議案入）
（淸岡）
第三者ハ株主モ這入リマスカ
（本尾）
株主モ這入リマス
本條ハ原案ニ決ス
第二百四十四條朗讀ス
（議案入）
（箕作）
最モノ「モ」ノ字ヲ入レテ置キマシヨウ本條ハ最モノ「モ」ノ字ヲ加フ
于時午前十一時二十分閉會