○第二讀會第二十五回
明治十八年十月廿日
欠席 細川委員
仝 渡邊委員
仝 周布委員
午前十時開會
（本尾委員）
前回ニ於テ條ノ位置ヲ變更スルコトニ決定セラレシニ依リ修正委員ニ於テ左ノ如ク變更修正セリ
○第二十七條 原案第四十三條
會社契約ハ總社員同意ノ決議ニ非サレハ變更スルコトヲ得ス其同意ヲ得サルトキハ從前ノ契約ニ循フ可シ
○第二十八條 原案第五十一條同第五十三條
會社契約ノ施行ニ關スル事項ハ社員ノ多數ニ依テ決ス可シ
社員ノ出資額ニ因テ其議決權ニ等差ヲ立ルコトヲ得ス
○第二十九條 原案第五十二條
會社ノ事業ヲ擴張シ其他會社契約ニ基キ新ニ義務ヲ負擔ス可キ事項ハ總社員ノ承諾ヲ得ルニ非サレハ之ヲ爲スコトヲ得ス
○第三十條 原案第五十三條
會社ノ業務ヲ施行シ其利益ヲ保衞スルニ就キ特約アルニ非レハ各社員ノ權利義務ハ同一ナリトス
業務擔當者ヲ任シタルトキハ第二十八條ニ揭ケタル事項ハ其多數ニ決ス可シ
○第三十九條 原案第四十五條
社員ハ總社員ノ承諾ヲ得ルニ非レハ其出資又ハ會社資產中ノ持分ヲ減少スルコトヲ得ス
原案第五十一條中ニ細川委員ヨリ規定セサル事項ヲ加フルノ說アリシカ委員ニ於テ一向討畆議ヲ要セシニ規定セサル事項モ能肥ク論究スルトキハ矢張契約施行ニ關スル事項ナルヲ以テ修正第二十八條ニハ之ヲ加ヘサリシ
又修正第二十九條ハ法文ノミニテハ明瞭ナラサルヲ以テ注解ニ依リ記載スヘシトノ命アリシニ依リ注解ノ意味ヲ取リ此ニ修正ヲ施シタリ
（箕作委員）
第二十九條ノ新タニ負擔スヘキ義務トハ如何
（本尾委員）
本條ハ原案第五十二條ニ當ルロエスレル氏ハ多クハ膾與ノ如キモノト云ヘリ則會社ヨリ貧院ヘ救恤金ヲ膾與シ又ハ社員ノ勉勵ニ報ユル爲メ慰勞トシテ金員ヲ膾與スル如キモノニシテ則是等ハ契約ニ依テ豫メ定メタルコトナク其時ニ至リ發生シタルモノナリ之ヲ稱シテ新ニ義務ヲ負擔スヘキ事項トナセシナリ
（鶴田委員）
契約ニ基キトハ如何假令ハ學校ヘ金員ヲ寄付スルカ如キ場合ナルヤ
（本尾委員）
夫レ等ハ契約ニ基キタルトハ云フヲ得ス契約ニ基カサルコトハ卽契約ノ變更トナルモノナリ
（委員長）
會社契約ニ規定セサル事項ハ何レノ條ニ加ヘタルヤ
（本尾委員）
之ヲ要スルニ規定セサル事項モ能ク唫味スルトキハ都テ契約施行ニ關スル事項中ニ包含シ他ニ殘ルモノナキヲ以テ別ニ之ヲ特揭セス都テ施行ニ關スル事項中ニ包含セシメタリ
（長森委員）
契約ニ規定セサル事項トハ止タ契約書ニハ外國人ヲ雇入ルヘシトノミアリテ其何百人タルヲ明示セサルトキ其米人ナリ英人ナリヲ雇入ルニ就テハ社員ノ多數ニ依テ決スルコトヲ得ル場合ヲ云フナルヘシ
（本尾委員）
玆ニ規定セサル事項ト云フ時ハ如何ナル大事件ト雖モ之ニ包含スルノ弊アルカ故ニ先回ニ於テモ會社ノ目的ニ反セサル事項ニシテ契約ニ規定セサル事項トハ修正セントノ論議アリシ所以ナリシカ委員ハ之ヲ論究シテ契約施行ニ關スル事項ノ外ハ多數ヲ以テ決定スルコトヲ許サストナセリ
（鶴田委員）
單ニ規定セサル事項トスルトハ其區域ノ廣キカ爲メ弊害ヲ生スルコトハ今本尾委員ノ說ノ如クニシテ玆ニ云フ規定セサル事項トハ會社ノ目的ニ反セサル事項ナルコトハ瞭然タリ然ルニ本尾委員ノ說ニ步ヲ進ムルトキハ或ハ事務ノ擴張ノ部中ニモ尙進入スルコトヲ得ヘシ
（箕作委員）
二十九條ノ契約ニ基キトアルハ規定セサル事項ナリトハ解釋スルコトヲ得サルナリ
（本尾委員）
二十九條ハ規定セサル事項ト云フノ精神ニテ修正シタリ
（委員長）
議決權ノコトハ社員間ハ同一ノ權利義務ヲ有ストアル次ニ置クヲ可トナスカ如シ
（本尾委員）
第三十條ノ二項ニ置クトセハ如何
（箕作委員）
第三十條ノ二項則業務擔當者云々ハ如何ナル必要アルヤ
（本尾委員）
會社契約施行ニ關スル事項ハ擔當者ノ多數ヲ以テ決定スルコトヲ得ヘシト云フニアリ而シテ其他ノ事件ハ總社員ノ承諾ヲ得サルヘカラサルコトヲ示スモノナリ、
（箕作委員）
第三十條ノ特約トハ擔當者ヲ置キタルコトヲ云フノミナラス或ハ特約ヲ以テ權義ヲ同一ニセスト約束スル如キモノトモ思料セラル如何
（本尾委員）
特約トハ擔當者ヲ任スル場合ノミヲ云フノ精神ナリ第二項ニ擔當者ヲ任シタルトキトアルヲ以テ同一ノ名詞ヲ再ヒ用ユルヲ避ケンカ爲メ故ラニ文字ヲ換ヘタルモノナリ故ニ「特約」ヲ改メテ「擔當者ヲ置カサルトキハ」ト爲スモ可ナリ
（長森委員）
第二十八條ノ議決權ハ總員同意ヲ要スル場合ナラスシテ社員ノ多數決ヲ以テ議定スル場合ニ於テ必要ナルモノナレハ修正案ノ如ク第二十八條ノ二項トナス方可ナリ
（鶴田委員）
第二十八條ノ二項トナサス更ニ獨立セシメテ一條トナスモ可ナリ
（本尾委員）
之ヲ獨立セシムルニハ第三十條ノ次トナスカ或ハ第二十九條トナスヘキカ
（鶴田委員）
第二十九條トナスモ第二十七條ノ次條トナスモ不可ナシ
（箕作委員）
第三十條ノ二項ト第二十八條ノ初項トハ等シク施行ニ關スル事項ニ付テノ規定ニシテ唯タ異ナル所ハ擔當者ト社員トノ別アルノミ故ニ第二十八條ニ第三十條ノ二項ヲ合併シ而シテ三十條ノ特約ハ意味ノ廣漠ニ失スル憂ヒアルヲ以テ先ニ修正シタルナリ特約ヲ以テ擔當者ヲ置カサルトキハトナシ第二十八條ノ二項ハ獨立條トナサハ如何
（本尾委員）
然リ毫モ不可アルヲ見ス
（長森委員）
第二十六條ノ次ニ第三十條ノ初項ヲ置キテハ如何
（本尾委員）
然ルトキハ第二十六條ト第二十七條トノ間ニ照應セスシテ甚タ條列上ニ不都合ナラン
（岸本委員）
本員ハ第二十九條ヲ削除セント欲スルナリ第二十七條ノ規定アルトキハ第二十九條ハ必要ナリトセス若シ第二十九條ヲ置クトセハ第二十七條ハ全ク其作用ヲ失フニ至ラン如何トナレハ業務ヲ變更スルニ總員ノ承諾ヲ得タリトスルトキハ第二十七條ノ規定ニ從フヲ要セス實際又裁判官ニ於テ果シテ變更ナルヤ否ヲ判定スルニ餘程困難ヲ惑スルナラン假令ハ此ニ書林ヲ開店セソニ初メハ木版ナリシヲ時好ニ投シテ活版トシ從來他ニ依賴シテ印刷セシモノモ自ラ機械ヲ購入シテ之ヲ刷行シ初メ或ル書籍ノミノ目的ナリシモ後ニ至リテハ他ノ書籍ヲモ刷行スルカ如ク追々其事務ヲ更ユルトキハ初メ契約ニ於テ定メタル目的ニ反スルヤ否ヤノ㸃ニ至テ實ニ困難ナリ若如此ナストキハ何レニ目的ノ存スルヲ知ルニ苦メハ裁判上ニ於テ之レカ是非ヲ判ツ實ニ易々タラサルヘシ故ニ本條アラハ第二十七條ハ全ク其作用ヲ失フヘシト
（鶴田委員）
若シ岸本委員ノ說ノ如クスルトキハ極メテ徵細ナル事項モ亦變更トセサルヲ得ス
（岸本委員）
勿論其等ノ㸃ニ付テハ自カラ說アリ決シテ究屈ナルヲ好ム上云フニアラサレトモ本案ノ如クナストキハ裁判上ニ於テハ實ニ差支ヲ生スルコトアルヲ豫想スルカ故ニ前說ヲ呈シタルナリ
（箕作委員）
會社契約トハ初メ設立スル時ニ定メタル契約書記載ノ件ニシテ其以後ニナシタル事件ハ契約ノ變更トナスヲ得サルカ故ニ第二十九條ヲ以テ支配セントスルナリ故ニ書林ノ如キモ初メニ變シテ事務取扱ヲ異ニスルモ書林ヲナスノ目的ハ毫モ變更セサレハ之フ變更トスルヲ得ス此等ハ則第二十九條ノ支配ヲ受クヘキモノニシテ岸本委員ノ說ノ如クニハ解セサルナリ
○本條ハ左ノ如ク修正セリ
○第二十七條 原案第四十三條
本條ハ原案ノ通リ
○第二十八條
會社契約ノ施行ニ關スル事項ハ社員ノ多數ニ依テ決ス可シ業務擔當社員ヲ定メタルトキハ其多數ニ依ル可シ
○第二十九條
會社ノ事業ヲ擴張シ其他會社契約ニ豫定セサル義務ヲ負擔ス可キ事項ハ總社員ノ承諾ヲ得ルニ非サレハ之ヲ爲スコトヲ得ス
○第三十條
會社ノ業務ヲ施行シ其利益ヲ保衞スルニ就テハ各社員同等ノ權利ヲ有シ義務ヲ負フモノトス但シ業務擔當社員ヲ定メタルトキハ此限ニ在ラス
○第三十一條
社員ノ議決權ハ其出資額ニ因テ等差ヲ立ルコトヲ得ス
第三十一條ヨリ第三十八條迄ハ前修正案ノ通リ
○第三十九條
本條ハ原案ノ通リ
于時十二時中止
午後十二時三十分開會
○第三十九條 原案第四十五條
社員ハ總社員ノ承諾ヲ得ルニ非ラサレハ其持分ヲ減少スルコトヲ得ス
（箕作委員）
供資ヲ減少スルハ卽チ契約變更ニアラサルヤ
（本尾委員）
然リ原案ノ精神ハ契約變更ノ取除ケナリト云ヘリ
（箕作委員）
第三十八條ハ修正案ノ通リナルヤ
（本尾委員）
然リ
（長森委員）
本條ノ事柄ハ契約變更ノ部ニ入ルヘキモノナル可シ
（本尾委員）
然リ尤モ契約變更ノ手續ヲ履行スルモ可ナリ然レトモ立案者ハ其手續ヲ履行セサルモ總員ノ承諾ヲ得ルニ於テハ施行スルモ差支ナシト云フニ在リ
（塩田委員）
本條ノ場合ニ於テハ登記公吿ヲ爲スヤ
（本尾委員）
合資會社ニ在テハ登記公吿ヲ要スルモ合名會社ハ最初ニ供資額ヲ登記公吿セサルニ依リ登記スルヲ要セサルナリ蓋シ合名會社ハ責任無限ナルヲ以テ供資ノ增減スルモ株式會社ノ如キ社外人ニ關係ヲ及ホスコトナケレハナリ
（箕作委員）
合名會社ト雖モ資本ノ增減ヲ登記公吿セシムルヲ可トス何トナレハ供資ハ會社ノ所有ニ歸スルノミナラス社員ノ債主ニモ亦關係ヲ有スレハナリ
（本尾委員）
或ハ可ナラン
○本條ハ原案ノ儘ニ決ス
○第四十一條 原案第四十七條
社員其持分ヲ他人ニ賣渡シ又ハ讓渡スモ會社及ヒ第三者ニ對シ其効ナキモノトス
（本尾委員）
本條ハ尤モ解釋シ難キ條ナリ何トナレハ次條ニ他人ヲ自己ノ持分ニ加入セシムルヲ得トアルモ亦持分ヲ賣却スルモノナレハナリ而シテ本條ハ持分ノ全部ヲ賣却スルヲ禁シ次條ハ其一部ヲ賣却スルコトニ係ルノ差異アルノミニシテ全ク其旨趣ヲ異ニシタルノ條ニアラス
（箕作委員）
持分ヲ賣渡ストハ如何
（本尾委員）
自己ノ持分ヲ他人ニ賣渡シ自己ハ矢張リ社員トナリ居ルナリ
（箕作委員）
第四十一條及ヒ第四十二條ハ總員ノ承諾アルモ賣却スルコトヲ禁スル理由如何
（本尾委員）
第四十一條ノ場合ニ於テハ財產ハ他人ニ移轉シ社員ハ名ノミトナリ合名會社ノ性質ニ反スルヲ以テナリ
（箕作委員）
本法第章トアルハ何條ヲ指スヤ
（本尾委員）
匿名會社ノ規定ヲ指ス是レ原案第十八條以下ノ規定ヲ云フ卽チ嘗テ本案ノ附則ト爲スコトニ決セシ部分ナリ
（鶴田委員）
第四十一條ハ別段揭クルニ及ハサルヘシ何トナレハ供資ナクシテ社員タルヲ得サルハ勿論ナレハナリ
（本尾委員）
然リ第四十一條ノ場合ハ獨法ノ規定ヲ以テ適當ナリト信ス
（岸本委員）
第四十一條ハ一部ノ賣渡ヲモ包含スルモノナルヘシ卽チ一部ノ買受人ハ間接分有者ト稱シ配當ヲ受ケ帳簿ノ檢閱ヲモ爲スコトヲ得ヘシ故ニ本條ノ精神ハ一部若クハ全部ヲ賣渡スモ會社及ヒ第三者ニ對シテハ効力ナシト云フニ過キサルナリ蓋シ社外人ハ社員ヲ信用スルモノナレハ縱令ヒ內輪ハ賣却スルモ會社及ヒ第三者ハ關係ナシト云フニ在ラン
（委員長）
然ラハ別段不都合ナキカ如シ
（箕作委員）
第四十二條ノ加入者ト匿名社員ナラスヤ
（本尾委員）
然リロエスレル氏ハ合名會社ニ公然匿名社員ヲ許容スルハ不可ナリトセシナリ
（箕作委員）
第四十二條ノ場合ハ匿名社員ノミヲ云フニアラサルカ如シ
（本尾委員）
第四十一條ニ就キ立案者ノ精神ヲ考フルニ獨法第九十八條ニ「社員他ノ社員ノ承諾ヲ得スシテ他人ヲ入社セシムルヲ得ス社員持分高ヲ私ニ社外人ト組合ヒ又ハ社外人ニ讓渡ストモ其社外人ハ會社ニ對シテ直接ノ權利無シ又特ニ會社ノ帳簿其他ノ書類ヲ展閱スルノ權ヲ有セサル者トス」トアリ此說明ヲ見ルニ他人ニ持分ヲ賣ルハ隨意ナリ云ロエスレル氏ハ該條ヲ不當ト認定シタルカ如シ蓋シ社外ノ信用ト人ヲ目的トスル契約トニ關シテ之ヲ禁シタルナリ然レトモ持分ニ加入セシムルハ許容スヘシト爲セリ此精神ヲ以テ第四十一條ヲ閱スルトキハ甚タ明瞭ナラサルナリ故ニ本官ハ之ヲ「社員其持分ヲ他人ニ賣渡シ讓渡スモ會社及ヒ第三者ニ醬シテハ其効ナキモノトス但シ持分ニ他人ヲ加入セシムルトキハ此限ニアラス」トセハ或ハ可ナラント信スルナリ
（岸本委員）
第四十一條ハ賣買者雙方間ニ於テハ其賣買ハ有効ナルモノト云ハサルヘカラス
（本尾委員）
否立案者ノ精神ニテハ賣買者雙方間ト雖モ無効ト爲スノ主旨ナリ
第四十一條ヲ極論スルトキハ必用ノ㸃ナキカ如シ何トナレハ社員タルノ資格ヲ失ハシテ持分ヲ他人ニ移轉スルヲ得サルハ第四十二條ニテ明瞭ナリ若シ社員タルノ資格ト共ニ他人ニ讓ルトキハ第四十條ノ規定ヲ履行スルハナリ
（箕作委員）
然ルトキハ持分ヲ他人ニ買渡シタルトキハ如何スルヤ一閱明瞭ナラサルヲ以テ立案者ハ第四十條ニ社員タル地位ノ移轉ヲ云ヒ第四十一條ニ持分賣渡ヲ云ヒ第四十二條ニ持分ニ他人ヲ加入セシムルコトニ就キ規定ヲ設タルナラン然ルトキハ第四十一條ヲ削除スルハ當ヲ得サルヘシ
（岸本委員）
若シ第四十一條ヲ削除スルトキハ會社ハ買受者又ハ讓受人ヲ認メ配當ヲ爲サヽルヲ得ス之ニ反シ本條ヲ存スルトキハ會社ハ買受人ヲ認メサルニ依リ配當金ヲ渡サスト云ヒ賣渡人ハ自己ニ利益ナケレハ配當金ヲ受取リニ來ラスシテ放任シ雙方共ニ大ニ困難ナルコトナルヘシ
（鶴田委員）
然ルトキハ配當金ヲ受クルモノハ有限責任ナルヲ以テ社外人ニ大ナル損害ヲ蒙ラシムルコトアルヘシ
（本尾委員）
否從前ヨリノ社員ハ無限責任ヲ負フモノナレハ不都合ナカルヘシ
（委員長）
第四十條第四十一條及第四十二條ハ更ニ獨法ノ精神ニ基キ修正スルヲ可トス
（本尾委員）
其修正案ハ修正委員ニ於テ調製スルヤ
（委員長）
然リ
（本尾委員）
亡社員相續ノ事ハ第八十六條ニ移シテ可ナルヤ
（委員長）
然リ
○第四十條及第四十一條第四十二條ハ更ニ修正シテ後回ニ於テ議スルコトニ決ス
于時午後第三時ナルヲ以テ閉會