○第三十七回
明治十七年十二月九日
○午前第十時開會
欠席 渡邊委員
○第 條 商法草案第二百十三條
（本尾委員）
ロエスレル氏ノ答辯ニ曰ク本條第一項ノ精神ハ說明書ニ記載スルカ如シ他ニ詳細ナル說明ヲ要スル所ナカルヘシ而シテ本官ヨリ請取證書株劵又ハ利札等四分一拂込マサル以前ニ於テハアルヘキ筈ナシ然ルニ本條ニ於テ之カ賣買トコト示スハ如何ナル理由アルヤトノ質議ニ對シ同氏ノ答辯ニハ此三買買ノコトヲ記載セシモノハニケノ場合アルヲ以テナリ其第一ハ法律上發行スル事ヲ得サル所ノ株劵ヲ發行シテ賣買スルコトアリ尤モ如此會社ヲ組立ル誠ニ稀少ニシテ第二ノ場合ニ比セハ其害モ亦實ニ僅少ナリトス如何トナレハ會社ニ於テ自己受クル所ノ損害アルヲ知リ容易ニ之ヲ發行スルコトナケレハナリ第二ノ場合ハ會社ニ於テ未タ株劵ヲ發行セサル以前ニ其權利ヲ賣買スルコトアリ假令ハ自己ニ於テ到底株圭トナルヘキ精榊ニアラサルモ此權利ヲ賣買シテ其間聊カ利益ヲ得ント欲シ會社ニ到テ十數枚ヲ記名シ而シテ是レヲ以テ賣買所ニ至リ登記公吿ノ上ハ必ス劵價ノ騰貴スルコトヲ揚言シ他人ニ其言ヲ信用セシメテ彼ノ記名劵ヲ賣拂フ其間ニ利益ヲ綱スルモノアリ如此奸計ヲ以テ其記名ノ權利ヲ賣買スルニ至リテハ逐ニ今正ニ成立タントスル所ノ會社ニ大ナル損害ヲ蒙ラシメ會社爲メニ成立セサルコト往々ニシテ之レアリ是レ其記名ノ權利ヲ財產家ニシテ員得セハ會社ニ於テハ益スルモ損スル所ナシト雖トモ若シ之ヲ買フ所ノ人赤貧ニシテ四分一ノ拂込タモ爲シ得サル所ノモノカ或ハ初メヨリ之ヲ買フ所ノ人ナキ時ハ會社ハ遂ニ資本ナクシテ倒ルニニ至ルヘシ此ニ箇ノ場合アルヲ以テ本條ニ賣買ノコトヲ明示シタル所以ナリト
（箕作委員）
今說明ノ趣ニ依レハ株劵ノ賣買ニアラスシテ株權利ヲ賣買スルモノナルヘシ
（本尾委員）
然リ
（塩田委員）
權利ノ賣買ト云フト雖モ株式利札ノミハ株劵發行以後ニ於テ賣買スルモノナラン
（本尾委員）
然リ利札ハ株劵發行以後ノミニ係ルモノナリ
（周布委員）
本條四分一拂込以前ニハ空相場賣買ノコトヲ禁スルニ於テハ四分一以上拂込タルトキハ空相場賣買ノコトヲ爲シ得ルノ反對ヲ生シ來ルニハアラスヤ
（本尾委員）
已ニ拂込タル以上ハ賣買スルコトヲ得
（周布委員）
次條ニ依テ見ル時ハ四分一以上拂込ミタル後ト雖モ空相場賣買ノコトハ禁止セルカ如シ
（本尾委員）
已ニ株劵ヲ發行セシ以上ニ於テハ空賣買アルヘキノ理ナシ
（岸本委員）
少シク修正說ノ如クナレトモ利札ノ文字ハ不用ナルカ如シ如何トナレハ第一ノ場合ニ於テハ素ヨリ反法ノ處爲ニシテ株劵發行ノコト嚴ニ禁スル所ナレハ之ニ附屬スル所ノ利札ノ無効ナルハ論ヲ俟タスシテ明了ナリ又第二ノ場合ハ株金拂込以前ナレハ株劵ヲ發行セス株劵ヲ發行セサレハ利札ノアルヘキ理ナシ右ノ理由ニ依テ考フル時ハ本條ニ利札ノ文字ハ全ク不用ニ屬スルカ如シ
敢テ削除セハ如何
（本尾委員）
然リ利札ノ文字ハ削除スルモ强テ差支アルヲ見ス
第二項
（本尾委員）
本項ロエスレル氏ニ質閱セシニ「何レノ場合」ノ文字ヲ削除スルハ可ナリト一件「インケイテンフハレイ」トハ若シモ賣ラレタ時ニハト云フノ意味ニ解セラレタレト尤モ原案ニテハ少シク意味ノ充分ナラサル所アレハトテ左案ノ如ク改メラレタリ一讓渡賣渡ノ有効ナル時ト雖トモ其讓渡又ハ賣渡人ハ會社ニ對シ常ニ株金ノ牛額ニ至ル迄拂込ノ義務ヲ負フ者トス但會ヨリ云云而シテ右改案ノ精神ハ四分一ヲ拂込タルモノニシテ有効ナル時ト雖モト云フノ音腦義ナリ
（塩田委員）
四分一以上拂込タル時ト雖モトノ文字ヲ加ヘタシ
（本尾委員）
本官ノ質議モ四分一以上ヲ拂タル上會社ノ承諾ヲ得テ之ヲ賣渡讓渡スト雖モト改案アリタキ旨ヲ以テシタルトモロエスレル氏ハ必要ナラストモ前條ノ如ク改メラレタルモノナリ
又ロエスレル氏ノ意見ニ於テハ假令株劵ノ賣買アルモ株劵半額ヲ拂込ム迄ハ第一記名ノ株主ニ於テ義務ヲ負擔スルモノトセリ故ニ何レノ場合ト雖トモトノ文字ヲ用ヒタルナレトモ餘リ消然ニ失スルヲ以テ有効ナル時ト雖モ改案アリシモノナリ
（岸本委員）
賣渡讓渡トアレトモ質入ノ場合如何
（本尾委員）
質入モ賣渡讓渡ト同一ナリ如何トナレハ質物ハ權利者、ニ渡シ若シ金員ヲ拂入レサレハ之ヲ賣拂フコトヲ得ルヲ以テ矢張本條ニ包含スルノ結野禪ナリ
（岸本委員）
四分ノ一以上拂込マサル以前ト雖モ讓渡ノ有効ナル場合アリ帳令ハ我邦ノ家督相續法ニヨリ讓受ヲナス事アル之ナリ
（鶴田委員）
岸本委員ノ讀ノ如キハ實際生スル事ナシ如何トナレハ死者ハ半額迄ヲ拂フノ義務ヲ負フコト能ハサレハナリ
（周布委員）
假令四分一以上拂込マサル以前ニ逍囑シテ他人ニ之ヲ讓渡ストキハ有効トセサルヲ得ス且死者ノ相續人ハ死者ノ位地ニ代リ半額迄ヲ拂込マサルヘカラサルナラン
（本尾委員）
此條ニ於テハ周布委員ノ說ノ如キ場合マテ規定セシモノニアラスト雖モ若シ家督相續法ニ依テ讓受ケタルモノハ有効トナスノ音翌義ナルヘシ
（箕作委員）
本條ハ何分混雜アルヲ免カレサレハ全ク別條トセハ如何則チ第一項ハ本條ニ据置キ第二項ハ本條ノ前ニ一條ヲ設文シ然ル後ニ先ツ記名株主ハ半額マテ拂込ノ義務アルコトヲ示シ次ニ四分一以上ヲ拂込マサル時ハ云々ハ無効ナルコトヲ揭ケ衣ニ株式讓濾ハハ會社ノ承諾ヲ得サレハ無効ナルコトヲ示サハ能ク精神ノ在ル所ヲ知ラシムルニ便ナランカ
（本尾委員）
本條全ク分離スルトセハ第一項ハ第二百十四條ノ衣ニ設クルヲ以テ適嘗田トセン
（箕作委員）
別條トセハ何レニ設クルモ可ナリ
（長森委員）
本官ハ別條トナスニ及ハスト信ス尤テ本條ハ左ノ如ク改メサルヘカラス
有効ナル讓渡賣渡シノ時ト雖モ其讓渡人云々
（岸本委員）
「第一ノ讓渡人又ハ第一ノ賣渡人」ト改メ「何レノ場合」ヲ削ルトキハ本項ノ意義ハ充分ニ了解シ得ラルヘシ如何トナレハ論文ナレハ上ヲ受クルコトアレトモ法律文ナレハ「何レノ場合」ヲ削リテ「第一ノ」文字ヲ加フル時ハ意義明了ニシテ決シテ疑氛心ヲ若心起スルカ如キ事ハナカルヘシ
（鶴田委員）
第二百十四條ノ場合ハ本項ノ有効トアル中ニ包含スルモノナルヤ
（本尾委員）
然リ
（鶴田委員）
然ラハ第一ノ讓渡人トノミ解スルヲ得サルナリ如何トナレハ第二百十四條ニハ讓渡賣渡ノ再三ナル場合ヲモ規定スルモノナレハナリ
（本尾委員）
第二百十四條ノ手續經ルモ讓渡人等ハ半額迄ハ拂込ムノ義務ヲ負擔セサルヘカラス
○本條ハ左ノ如ク修正ニ決ス
第二百十三條株金額ノ四分一以上ヲ拂込マサル前ニ於テハ請取證書株式又ハ利札ノ讓渡シ賣渡シヲ無効トス
有効ナル讓渡賣渡ノ時ト雖モ其讓渡人又ハ賣渡人ハ常ニ會社ニ佃封シテ株金ノ半齡獺ニ充ツル迄拂込ノ義務ヲ免カレサル者トス但會訓肛ヨリ特ニ其岾義務ヲ鱒免スルトキハ此限ニ在ラス
（本尾委員）
本條第二ノ質問ハ會社ニ拂込ノ手續ナリシカロエスレル氏ノ答辯ニハ現在ノ株主ニ拂込ノ義務ヲ負擔セシム故ニ第一ノ株主ハ現在ノ株主拂込ノ資力ナキ時ニ於テ拂込マシムルモノトセリ若シ又孰レモ拂込ムノ資力ナキ時ハ其株劵ヲ公賣シテ不足額ヲ嗔充スルノ精神ナリト
○第 條 商法草案第二百十四條
（本尾委員）
本條文字ノ轉置ハロエスレル氏ニ於テ更ニ異議ナシ故ニ左ノ如ク改案セハ如何（之ニ決ス）
第二百十四條株式ノ讓渡又ハ費渡ハ會社ノ承諾ヲ得其讓受人又ハ買受人ノ氏名ヲ株劵及株主名簿ニ記載スルマテハ無効トス
以上說明了
午後十二時十分中止
○午後十二時三十分開會
○第 條 商法草案第二百十六條
未タ株金ノ金額ヲ拂込サル前ニ退社スル株主ハ其退社ノ日ヨリ起算シテ一年間其殘額丈ヲ以テ會社ノ負擔スル總テノ義務ニ就テ尙責任ヲ有スル者トス
（本尾委員）
本條ハ第二百十三條ト牴觸スルカ如シト雖モ決テ否ラサルモノナリ本條退社トハ我權利ヲ他人三謖與賣買スルモノヲ摘用スルナリ假令ハ余カ甲ナルモノニ賣拂ヒタルトキ未タ金額既納ニ至ラサル者ハ余ハ會社ニ對シテ一ケ年聞義務アルモノナレハ社外ヨリ余ニ對シテハ直ニ要求ヲ爲スコトヲ得ス而シテ第二百十三條ト異ナル所ハ同條ハ半額マテヲ云フモノナレトモ本條ハ殘額ヲ似テ會社カ負フタル義務ヲモ負擔セサルヘカラサル規定ナレハ全ク牴觸スル所ナシ又退社員ノ義務ハ其在社中ニナシタル義務ニ限リ退社後ニ生シタル負擔ニハ毫モ關係スル所ナシ一體本條ハ反譯充分ナラス左案ノ如ク改正スルヲ以テ至當トス
第二百十六條未タ株金云々一年間其殘額丈ヲ以テ退社前ノ會社ノ負債ニ對シ責任ヲ有スルモノトス
（箕作委員）
會社カ退社後他ヨリ負債ヲ爲シタルトキモ退社員ハ其義務ヲ負擔スルヤ
（本尾委員）
然リ尤モ自己退社スルマテノ負債ニシテ退社後ニナシタル負債ニ對シテハ其義務ヲ負擔セサルモノトス
（委員長）
「一年間其殘額丈ヲ以テ」トハ如何ナル意味ナルヤ
（本尾委員）
假令ハ甲ナル者四分一以上拂込ミタル或ル社ノ株劵ヲ三ケ月間之ヲ所有シ其後ニ至リ乙ナル者ニ賣却シタル時ハ甲ナル者ノ所有セシ三ケ目月間ニ會コ紅ニ於テ爲シタル負債ニ對州シテハ其殘額則四分三丈ハ負擔セサルヘカラサルコトヲ規定スルニ在リ
（周布委員）
本條義務ヲ負擔スルモノハ第一ノ株主ニ限ルヤ
（本尾委員）
否第一ノ株主ニ限ラス總テ株主トナリシモノハ負擔セサルヘカラス
（鶴田委員）
第一ノ株主ハ半額迄ヲ拂フノ義務アルヲ以テ第二ノ株主ヨリ第三ノ株主ニ賣リタル時ハ第二ノ株主ハ第一株主ノ半額ヲ引去リタル上ノ殘額丈ヲ以テ責任ヲ負擔スルカ如シ
（箕作委員）
本條ハ會社ト退社員トノ關係ニシテ若シ會社カ訴ヘラレタル時ニ當リ舊株主ニ於テハ已ニ退社シタレハ會社ノ義務ヲ負擔スルノ理ナシトテ其義務ヲ免カレントスルモノヽ爲メニ規定セシ條ナレハ前條トハ全ク其精神ヲ異ニス一槪ニ之ヲ云ヘハ本條ハ社外ノ人ヲ保護スル所ノモノトス
又第二百十八條ノ會社ノ持分高ヲ捨テ退社スルモノモ矢張本條ヲ適用スルヤ
（本尾委員）
然リ尤モ實際持分ヲ捨テ退社スルモノナカルヘシ
（箕作委員）
實際ナシトモ云ヒ難シ例令ハ四分一拂込タル末ニ於テ會社ノ將ニ倒產セントスルトキハ是迄拂込タル金員ヲ捨テ退社スルカ如シ此場合ニ於テモ本條ヲ適用セラル丶ナラン
（本尾委員）
如斯場合ノ生スル事ナシ如何トナレハ株劵ヲ施棄シテ退社スル事能ハス抑モ退社トハ賣却シテ他人ニ株劵ヲ讓渡ス事ヲ云フ故ニ自ラ株金ヲ捨テ退社スルハ爲シ能ハサルモノトス
（岸本委員）
例之ハ玆ニ株劵ノ一年內ニ五人ニ順衣移轉シタルトキハ此五人ハ本條ニ披リ殘額ヲ以テ會社ノ負債ヲ負擔セサルヘカラス然ルトキハ此五人中其負債ヲ擔當スルハ何人ナルヤ
（本尾委員）
實際如斯場合ノ生スル事ナシ
（周布委員）
本條ハ在社中ノ負債ニシテ未タ入社セサル前卽チ未タ自己ノ引受ケサル以前ノ負債ハ擔當セサルカ如シ例之ハ本年一月入社シ十ニ月ニ退社セシニ其一月ヨリ十ニ月迄ノ負債ハ擔當スルモ去年ノ負債ハ之ヲ負フニ及ハサルヲ云フナラン
（箕作委員）
否然ラス退社ノトキハ其退社前ノ負債ハ總テ負擔スルモノナラン
（細川委員）
本官ハ在社中負債ノミニハアラサル樣解釋セリ
（本尾委員）
註解ニ依レハ在社中ニ限ルモノナリ併シ果シテ在社中ノ意味ナルヤ否ヲ慥カニ爲メ質問セン
（箕作委員）
第百三十九條ト同ク期滿免除ノ文字ヲ加フル事ヲモ併セテ質問セラレタシ
（本尾委員）
諾
本條ハ質問ノ上修正スル事ニ決ス
第 條 商法草案第二百十七條
株式ノ所有權利ニ就キ數人間又ハ會社ト他人トノ間ニ爭論ノ起ルトキハ公裁ヲ仰クヘシ
（本尾委員）
嘗テロエスレル氏ノ陳述セシ事アリ實際ノ景況ヲ觀ルニ例令株式會社ト一己人タル株主ト爭議ヲ生スルニ當リ會社ノ頭取之ヲ裁決センニ株主ハ其一言ニ服スルノ憂ナキニアラス故ニ本條ノ如キ規定ナキトキハ遂ニ頭取ノ濫決ニ陷ルモノナキニアラス是レ此規定ノ必要ナル所以ナリ
（箕作委員）
本條ノ如キ規定ヲ設クルトキハ其他ノ條ニアル事件ニ付テハ會社ニ於テ勝手ニ之ヲ處分シテ差支ナキカ如キ嫌ヒナキニアラス
（岸本委員）
本條ハ或ハ佛法ニ根據セシニハアラサルヤ嘗テ佛法ニハ如斯事件ハ裁判上ノ處分ヲ仰カス仲裁々判ヲ受ルノ法ナリシ或ハ此法ニ依ラシムルノ精神ニハアラサルヤ
（本尾委員）
否然ラサルナリ
（箕作委員）
原文ニ依レハ一人ノ文字アリ譯文ニ於テハ數人間トアルニ包含スルヤ
（本尾委員）
然リ
○本條ハ左ノ如ク修正ヲ爲ス事ニ決ス
第二百十七條株式ノ所有權ニ就キ一人若クハ數人ト會社トノ間ニ爭論ノ起ルトキハ裁判上ノ判決ヲ以テ之ヲ決スヘシ
○第 條 商法草案第二百十八條
會社ノ解散前ニ於テハ株金中既ニ拂込タル金額及ヒ其拂込ノ爲ニ得タル會社財產持部高ノ拂戾ヲ請求スル事ヲ得ヘシ
（細川委員）
拂込ノ爲メニ得タル持部高トハ如何ナルモノナルヤ
（本尾委員）
積金ノ如キモノヲ云フ
（箕作委員）
持部高トハ如何ナルモノナルヤ
（本尾委員）
株金ニアラス全ク株主ノ所有ナル處ノ金高ヲ云フ則積金等是レナリ
○本條ハ左ノ如ク修正ヲ加フル事ニ可決ス
第二百十八條拂込タル株金額及ヒ其拂込ノ爲メニ得タル會社財產中ノ持分ハ會社解散前ニ於テ其拂戾ヲ要求スル事ヲ得ス
午後第二時二十分閉會