○第十七回
明治十七年九月廿六日
午前第九時五十分開會
（委員長）
兼テ質問スヘキ所ヲロエスレル氏ニ質問セリ依テ同氏ノ答辯ヲ本尾委員ヲシテ說明セシムヘシ
（本尾委員）
先ツ第六十八條第六十九條第七十條ニ付說明セン
該條ニ對シ委員長ノ質疑ハ要スルニ第六十九條直接間接ノ商業トアルハ實ニ漠然トシ實際如何ナル事業ハ直接又ハ間接ナリヤトスルニ瞹昧ナルヲ以テ之ヲ確定スル事、第七十條ニ農業漁業牧蓄トアリ此三ケノ區別アルモ生計ノ爲メ爲シ又ハ賣捌ヲ目的トスルモ商業トセサルカ如キ嫌アリ故ニ投資ヲ爲サヽレハ之ヲ商業トセサルコト印自用ノ爲メナルトキハ之ヲ商業トセサル樣改定スル事、第七十條ノ事ヲ第六十九條ニ於テ明瞭取除トナスニ於テハ如何トノ質問ナリキ右ニ對スルロエスレル氏答辯ハ到底第七十條ヲ削除シ第六十九條ヲ改正セハ其疑ヲ除却スルニ至ルヘシトテ商法草案第五條ノ精神ニ基キ第六十九條ヲ更ニ左ノ如ク改案セラレタリ曰ク「商ヒノ取引トハ直接間接ヲ問ハス主トシテ賣捌キヲ目的トスル云々」
如斯第七十條ヲ刪除スル所以ハ產生物ヲ移轉スルトセハ農業漁業及ヒ牧畜モ皆之ニ包含ス故ニ改案ノ如ク「主トシテ賣捌ヲ目的トスル」云々ト爲サハ例ヘハ一人ニテ船ヲ漕キ自用ノ爲メ魚ヲ獲ルモノハ主タル目的賣捌ニアラサルヲ以テ商業ニアラサルコト明了ナルヘシ
商法第五條中產生物ヲ分テ三ト爲ス第一ハ素生物郞魚ヲ獲又ハ礦ヲ抓休ルカ如キ第二ハ製造物郞曜原質ヲ腦饗シ姿ヲ換ヘタルモノ一第三ハ商ヒノ取引ナリ而シテ其商ヒ卽チ第三ヲ再分シテ五ト爲ス第一ハ本來ノ商業第二ハ運送事業第三ハ信用帥爲換第四ハ保險第五ハ糶賣ナリ之ヲ分別スレハ第一ハ眞ノ商業ニシテ他ハ商ヒノ取引ノ補助ナリ之ヲ惣稱シテ「フロトクシヨン」ト云フ
○第七十條
渡邊委員ノ質問ナリシカ本條ハ貨殖ノ爲メニ運轉スルニアラス勞力ヲ費ヤシ之ヲ賣捌キトセハ如何トロエスレル氏曰ク本條ノ精神ハ勞力ヲ以テ爲スハ商業ニアラサルヤ明了ナリ然レトモ玆ニ資本ヲ投シ該事業ヲ廣大ニ爲スモノアランニハ之レヲ商業ニアラスト云フハ不都合ナリト雖トモ此事ニ付テハ歐州ニ於テモ亦大ニ論議スル處ナリ尤モ投資ヲ以テ之ヲ爲ス以上ハ商ヒノ取引トスルノ意見ナリシ
同氏ノ意見ニ於テハ本案ニ商法第五條ヲ入レ其次ニ第六條及第八條ヲ入ルニ積リナリ第八條ヲ揭クルノ理由ハ此ニ人カ車會社、アリテ其車ヲ借リ生活スルモノアランニ或人ハ商業ト云ヒ或人ハ然ラスト云フノ不都合アルヘシ故ニ豫メ之レカ誤解ヲ防カサルヘカラサレハナリ
（渡邊委員）
商法第七條ハ本案ニ移シ入レサルヤ
（本尾委員）
該條ハ商法ニ置クヲ可トス
○商法第二十一條 會社第九十二條
（本尾委員）
本條ニ裁判トアリ、ナレトモ行政裁判所ニ請願スルヲ得ルヤノ質問ナリシロエスレル氏曰ク裁判上已ニ判定シタル事ニ付テハ不服ヲ唱フルヲ許サス但シ確タル證據ノ出ルトキハ更ニ裁判改定ヲ申立テ苦情ヲ述ルコトヲ得然レトモ其他ハ故障申述ヲ許サヽルノ精神ナリ
（委員長）
質問シタルケ條ハ反譯シテ修正ノ時更ニ報吿スルトナスヘシ
（本尾委員）
渡邊委員ノ讀ニ會社ヲ設立シ北海道ノ土地ヲ買入レ之ヲ開墾センニ此事業ハ商業ナリヤ否ノ質問ニ同氏答曰ク此事タル實ニ困難ノ問題ナリ嘗テ獨逸ノ上等裁判所ニ於テ之ニ對シ判決シタルコトアリ土地ハ賣買スルモ商業ニアラサルナリ然レトモ之ヲ賣買シテ利益ヲ得ルモノアリテ其事ニ付テ混雜ヲ生シ途ニ裁判所ニ訴ヘタルニ判決ニ曰ク賣買ハ商ヒニアラサルモ之ヲ賣買シテ其間ニ利益ヲ受クルモノナレハ商業ト看做シテ可ナリト由是觀之ハ矢張リ該事業ハ請負營業ト見認メサルヲ得サルヘシ
○商法第六十九條
（本尾委員）
本條行政及ヒ警察云々トアリ何々ノ事業ハ行政ニ屬シ何々ノ事業ハ警察ニ屬スルヤノ質問アリロエスレル氏曰ク行政ニ贋スルトハ主トシテ道路橋梁等ノ事ニ關スル業ヲ云フ警察ニ屬スル事業ハ未タ調成セサルヲ以テ追テ答辯スヘシト
○商法第八十條
（本尾委員）
本條ニ起業ト取引ノ語アリ取引ハ明了ナレトモ起業ナル語ノ範圍明了ナラス例ヘハ鐵道ナレハ「レール」ヲ敷キ運轉スル迄ヲ云フヤノ質問ナリロエスレル氏曰ク起業トハ鐵道アリ其內ニモ事業中ノ利益ノミヲ取揚ルヤ或ハ營業迄モ取上ルヤ又堀割ハ其事業ヲ取上ルヤ或ハ船ヲ通スル迄ヲモ取上ルヤ其邊ハ明言スルコト能ハス其場合ニ於テハ始メノ契約ニ基キ該契約ニ依リテ堀割ルマテト云フ時ハ涌船迄モトナスコトヲ得ス其詳細ノコトハ本案ニ於テ確定スルコト能ハサルナリ
（渡邊委員）
要スルニ起業ノ語ハ營業迄ヲ包ムコトアリ又包マサルコトモアリテ一定セサルナリ我邦ニ於テハ之ヲ作業又ハ目論見トモ云フヘキカ民間ニ在テハ既ニ作業ナル語ヲ慣用セリ其意義起業ノ意ト異ナルナキカ如シ
○商法第八十五條
（本尾委員）
本條ノ住所ハ本籍ヘ寄留トヲ問ハス之レニ包含セシムルノ意見ナリ
○商法第九十九條
（本尾委員）
本條社益計畫上トアル原文ノ趣意ハ會社ノ利益ヲ保庇スルト云フノ意義ナリト依テ「會社ノ利益ヲ保衞スルコト」ト改メシハ原意ニ適當セリ又「諸般ノ業務取扱ヲ一社員又ハ數社員ニ專ラ委任シタルトキハ第九十七條一匚云々トハ少シク明了ナラサルヲ以テロエスレル氏ニ其精神ヲ質シタルニ同氏モ少シク文字ノ無理ナル所アルヲ以テ之ヲ改正セリ今原文ノ意ヲ直譯スレハ「專ラ委任シタルトキハ第九十七條ヲ此ニ適用セラルヘシ」トノ意味ナリ
○商法第百五條
（本尾委員）
本條「物件其」トハ物品カ差入レラレシ樣見ユレトモ決シテ不然原文ニ於テハ到然區別アリ尤モ文章充分トハ云フヲ得ス依テ更ニ修正シテ左ノ新文字ヲ挿入セラレタリ今之ヲ譯セハ左ノ如シ
「前條ノ物件供資ノ義務ヲ盡サンカ爲メ會社ニ引渡シタル後消滅スルトキハ」云々
○商法第百八條
（本尾委員）
本條ノ精神或ル壹人會社ニ土藏ヲ差入ルヽノ約ヲ結ヒテ未タ之ヲ差入レサルノ以前ニ其土藏消滅シタルトキハ會社ノ承諾ヲ得テ之レニ代ハル處ノ物件ヲ差入レ社員タルコトヲ得然ルニ其社員タルコトノ絕ユル場合ハ代ノ物件ヲ差入レサル時ニ至リテ始メテ社員ニアラサルコトヽナストキハ實際大ナル障碍ナシトセサレハ先ニ契約シタル物件消滅シタル時已ニ社員タルノ資格ヲ失シタルモノト爲サヽルヘカラス若シ然カセサル時ハ消滅後必ス利益ノ配當ハ他社員ト同=一受クルナランニ其後ニ至テ代ハリ物件差入ルコトヲ得サル場合ニ到リタル時ハ先キニ受ケタル所ノ利益ハ再ヒ會社ニ返戾セサルヲ得ス如何トナレハ其利益タル自己差入物件ノ消滅後ニ得タルモノナレハナリ依テ但書以下ハ「能ハサルニ至リタル時」トアル下ニ加ヘサルヘカラス
（箕作委員）
今ノ說明ニ依レハ譯文ニ於テ明了ナリトス
（本尾委員）
然リ
（委員長）
ロエスレル氏ノ說ニ依レハ要スルニ但書ヲ中間ニ入ルヽヲ可トスルモノナリ
（渡邊委員）
就テハ「トキハ」ヲ「時ハ」トナシ總社員ノ承諾ヲ得テ云々ヲ「時」ノ下ニ加ヘサルヘカラス然ラサレハ原文ノ意ト反スルノ嫌ヒアリ則左ノ如ク修正スヘシ
社員契約上ノ供資ヲ納ムルコト能ハサル時至リタル時總社員ノ承諾ヲ得テ他ノ供資ヲ代納スルニアラサレハ社員タルコトハ絕ユルモノトス
（本尾委員）
代納セサルトキニ社員タル名義ノ終ルニアラスシテ物件ノ消滅シタル時已ニ其名義ハ終ルモノトスルノ精神ナレハ其旨ヲ領セラレタシ
右ニ依リ渡邊委員ノ修正ニ決ス
○商法第百十二條
○本條ハロエスレル氏左ノ如ク修正セリ
「又ハ其取引ヲ會社ノ計算ニ移ストモ會社ノ撰擇ニ任スルモノトス且會社ハ此兩樣何レノ場合ニ在テモ損害ノ辨償ヲ要求スルヲ得ヘシ」
○商法第百十五條
（本尾委員）
本條ハ委員長ヨリロエスレル氏ニ二項ニ分裁スルコトヲ請求セラレシニ左ノ如ク修正セリ
○商法第百十六條
（本尾委員）
但書ノコト第百二條第百十二條ニハ明揭セスシテ本條ニノミ之ヲ揭ケタル理由ヲ質問セシニロエスレル氏ノ答ニ本條ノ但書ハ削除スルモ可如何トナレハ本文ノ趣意ハ第百三十四條ニ明文アレハナリト依テ之ヲ削除ス
○商法第百二十二條
（本尾委員）
本條ハロエスレル氏ニ於テ左ノ如ク改メタリ
會社ノ負債ニ對シテハ先ツ會社ノ財產之ニ當リ次テ社員各箇ノ全財產ヲ以テ四貝債ノ全額ニ當ルモノトス
○商法第百二十五條
（本尾委員）
本案ハ本官ノ見解其當ヲ誤テリ依テ原修正ヲ可トス本案會社ノ組織ハ法律ニ反スルモノハ總テ之ヲ無効トスルニアリ
（第九十六條）尤モ各國ノ法律ニ於テハ契約ナキトキニ之ヲ適用スルモノトセリ然レトモ第九十六條ニ據レハ契約ヲ以テ法律ニ反スルヲ許サヽルモノトス例ヘハ各國法律ニ於テハ利息制限法ヲ超ヘテ契約シタル利息ハ之ヲ無効ト爲ス然ルニ本法ハ契約ヲ以テ定乄タルトキハ制限ヲ超ユルコトヲ得ヘシト爲スニ依リ之ヲ質問セシニ同氏答ヘテ曰ク少ク牴觸ノ嫌アリト雖トモ如斯モノハ許サヽルヲ得ス故ニ契約ヲ以テ法律ニ牴觸スルヲ許ス場合ニ於テハ別段之ヲ附記スルコトト爲スヘシ
○商法第百十三條
（本尾委員）
本條「各般ノ事情ヲ斟酌シ」トアル九字ハロエスレル氏削除スルモ妨ケナシト答ヘタレハ此ノ九字ハ削ルコトニセン
（渡邊委員）
然リ削ルヘシ
依テ右ノ九字ハ削除ニ決ス
以上ハロエスレル氏質問ノ答辯說明ニ係ル
第五款
○第百四十八條 商法草案第百三十一條
除名セラルヽノ外ニ於テ各社員ノ退社スル場合ハ左ノ如シ
一 隨意ノ退社」但シ無定期又ハ終身ノ會社契約ニ限ルモノニシテ若シ定期アル會社契約ナルトキハ會社ノ承諾ヲ得ルコトヲ要ス
二 死亡」但シ權利相續人アリテ其嗣員トナルトキハ（第 條）此限ニアラス
三 獨立ヲ失フ事」但シ他ノ約定アルモノハ此限ニアラス
四 倒產
（渡邊委員）
本文各社員除名ノ外會社ヨリ分離セラル工場合云々ト爲ス、、ヘシ
（箕作委員）
第五款ニ「退社」トアリ之ハ如何ナル意味ナルヤ
（本尾委員）
退社ニテハ少シク不都合ナリ其會社ヨリ離ルヽコトヲ云フナリ
（渡邊委員）
「社員ノ分離」トスヘシ併シ論究スルトキハ社員ニアラスシテ退社スル理由ナケレハ「社員ノ」三字ハ削除スルヲ可トス
（本尾委員）
無定期又ハ終身ノ會社契約云々ハ「會社契約ノ無定期又ハ終身ナルトキ」云々トスヘシ
（箕作委員）
獨立ヲ失フトハ何ソヤ
（本尾委員）
婦人カ結婚シタリ又ハ癲狂トナリシトキヲ云フ
（渡邊委員）
獨立ヲ失フ事ノ部分ニハ官吏トナルコトモ包含スルヤロエスレル氏ニ質問セラレタシ
（本尾委員）
諾
（箕作委員）
「倒產」ハ我刑法ニ「家資分散」トアルヲ以テ刑法ニ準シ改正スヘシ
○本條ハ左ノ如ク校正ヲ加フ
第五款 社員ノ別離
○第百三十一條
社員除名セラルヽノ外別離スル場合ハ左ノ如シ
一 任意ノ退去」會社契約ノ無定期又ハ終身ナルトキ又ハ契約ニ定期アルニ於テハ會社ノ承諾ヲ得タル時
二 死亡」嗣員トナル承繼者ナキ時
三 獨立權ノ消失」別段ノ契約ナキ時
四 家資分散
十二時喫飯
午後一時二十分開會
○第百四十九條 商法草案第百三十二條
社員退社スル每ニ其退社ノ旨ト其理由トヲ七日內ニ商業簡明簿ニ登記シ且之ヲ公吿スヘシ
（本尾委員）
本條ハ不用ナルカ如シ如何トナレハ既ニ第八十六條ニ詳審シアレハナリ尤モロエスレル氏ハ社員ノ出入ニ付テノ處ナレハ鄭重ニ揭タルモノナルヘシ
（周布委員）
本條ハ第八十六條ヲ再出シタルモノナルニ該條ニハ罰則アリテ都合ヨシ本條ハ罰則ナシ若シ之ヲ犯ス時ハ矢張罰スルノ意旨ニシテ本條ニ自ラ第八十六條ノ罰ヲモ包含スルヤ
（本尾委員）
然リ矢張第八十六條ト同シク罰スルノ精神ニシテ自ラ包含スルモノナリ
（周布委員）
誠ニ曖昧ナレハロエスレル氏ニ質問シテハ如何
（本尾委員）
諾
（箕作委員）
此罰金ハ會社ヨリ出金スルモノナラン
（細川委員）
素ヨリ然ラン
○本條ハ左ノ如ク校正スルコトニ決セリ
○第百三十二條社員別離スル每ニ其別離ノ事ト其理由トヲ七日內ニ商業登錄簿一尸登記シ且之ヲ公吿スヘシ
○第百五十條 商法草案第百三十三條
他ノ約定アルニアラサレハ隨意ノ退社（第百三十一條）ハ六ケ月前ニ豫吿シタル後事務年度ノ末ニ限ルヘシ但シ至急退社スヘキ重要ノ事由アルトキハ此限ニアラス
（細川委員）
事務年度ノ末トハ五年間ノ會社ナレハ其五年ノ終リトスルノ意ナルヤ
（本尾委員）
否是レハ會計年度ノコトヲ稱スルナリ
（渡邊委員）
別段ノ契約アルモ至急退去スヘキ至重ノ事由アルトキハ何時ニテモ退去スルヲ得ルハ稱當ナラサルナリ
（本尾委員）
本條ノ精神ハ退去スルニハ如何ナル場合ヲ云フヤト云フニ例令ハ十年間ノ契約ノ期限ナレリ其六ケ月以前ニ豫吿セサルヲ得ス併シ重要ノ事由則チ旅行スルヲ得サルカ如キトキハ此期限ニ拘ハラス何時ニテモ退去スルヲ得ルトナスニアリ
（渡邊委員）
然ラハ重要ノ場合ニ於テハ契約ノ有無ヲ問ハサルヤ
（本尾委員）
然リ
（渡邊委員）
否然ルトキハ別段ノ契約アルモ無効トナルナリ
（塩田委員）
契約アルモ重要ノ事由アルトキハ退去スルヲ得ルナリ
（長森委員）
然リ事說明ニ見ヘタリ
（細川委員）
此事ニ付テハロエスレル氏ニ質問セラレタシ
（本尾委員）
諾
○本條ノ校正ハ未定ナリ
○第百五十一條 商法草案第百三十四條
一社員ノ退社ノ爲メニ會社ハ自然解散トナルヘキモノニ非ラス
○本條ハ左ノ通リ修正ヲ加ヘタリ
○第百三十四條社員ノ別離ノ爲メニ會社自カラ解散ニ至ルモノニ非ラス
于時午後第二時閉會