第五回
明治十七年七月十八日
○午前第九時開會
○第八十四條 商法草案第七十七條
總理代理ヲ引受ケ又ハ手代ノ仕事ヲ爲スコトハ商務ニ參與スルモノト視做スヘカラス
（本尾委員）
本條ノ精神ハ第七十四條ニ於テ匿名員ハ商務ニ參與スルコトヲ得サルモノトナスモ總理代人又ハ手代トナリテ業務ニ參ルハ妨ケナシト云フニ在リ何トナレハ總理代人又手代ハ假令商業主人ニ異ナラサル事務ヲ爲スモ常ニ商業主人ノ代人トナリテナスモノナレハナリ之ニ反シ匿名員ノ資格ヲ以テ商務ニ參ル時ハ卽チ商業主人ト異ナルコトナキナリ總理代人ノ原語ハ「フロクリスト」ト云ヒ普通ニ總理代人部理代人ト稱スル場合ノ總理代人トハ少シク其意味ヲ異ニシ且ツ權限モ自ラ異ナル所アリ故ニ總理代人ト云ワスシテ他ノ文字ヲ用ユル方穩當ナルヘシ
（渡邊委員）
「ハンテールスケヒルフエー」トハ手傳ノコトナルヤ
（本尾委員）
然リ卽チ手代ト譯シタルモノナリ又之ヲ商業助手ト譯シタル所モアリ「フロクリスト」トハ我邦ニ云ル大番頭ノ如ク「ハソテルスケヒルフエー」トハ手代以下ヲ云フナリ
（委員長）
「フロクリスト」トハ我邦ニハ如何ナル者ニ適當スルヤ
（本尾委員）
前ニ述タル如ク商業上ニ於テ全權ヲ有シ商業主人ニ代リ事ヲ爲スモノナリ
（委員長）
然ラハ會社ノ頭取又ハ取締役ノ如キモノナラン
（本尾委員）
否會社ニ在テハ頭取又ハ取締役ハ卽チ一己商人ノ商業主人ニ當ルモノナリ故ニ會社ニ於ル「フロクリスト」ハ頭取又取締役卽チ會社ヨリ雇ハレタルモノナリ
（委員長）
然ラハ總理代理ニテハ不明了ナリ如何ナレハ今ノ說明ニ依レハ代理ノ代理者タレハナリ
（本尾委員）
頭取又ハ取締役ヲ會社ノ代理人ト見ルトキハ然ルカ如シト雖モ頭取又ハ取締役ハ代理ニアラス卽チ商業主人ノ位置ニ當ルモノナリ
（塩田委員）
總理代理トハ部理代理ノ反對ヲ云フナラン
（本尾委員）
之ヲ部理代理ノ反對ト見ル時ハ少シク其意味ヲ狹ムルノ恐レアラン何トナレハ商業上ノ總理代人ハ商法中ニ於テ其權限ヲ確定シタル者ナレハナリ
（塩田委員）
此ノ代理人ノナシタルコトニ就テハ會社ハ如何ナルコトアルモ異議ヲ申立ルヲ得サルヤ
（本尾委員）
商法ニ規定シタル權內ニ於テ爲シタル事ニ就テハ然リトス
（細川委員）
初メニ「總理云々」トアリテ結尾ニ「參與」スルモノト看做サストハ不都合ナキニハアラサラソカ
（本尾委員）
匿名員ノ資格ヲ以テ業務ヲ取扱フト總理代人トシテ事ヲ執ルトハ實際上異ナル所ナキカ如シト雖モ第一ノ場合ハ商業主人トシテ事ヲ執ルモノナルヲ以テ法律ノ許サヽル所ナリト雖モ第二ノ場合ハ代人トシテ事ヲ執ルモノナルヲ以テ法律上差支ナキナリ
（渡邊委員）
本條ハ之ヲ改メテ「番頭若クハ手代ノ仕事ヲ爲スコトハ共ニ商業ヲ爲スモノト看做スヘカラス」トセハ可ナラン
（本尾委員）
總理代理ヲ改メテ全權代理トセハ如何
（箕作委員）
說明ニ係レハ代理ノ代理者ニアラスシテ矢張本人ノ代理ヲ引受クルノ意味ナリ
（委員長）
例之ハ第一銀行頭取ナル澁澤榮一ハ第一銀行ノ代理ナル可シ總理代人ハ澁澤ノ代人ナルトキハ代理者ノ代理ト云ハサル可カラス
（渡邊委員）
然リ澁澤モ代理者ナルヘシ如何トナレハ澁澤カ取扱ヒチシ戶トハ社員ノナシタルモノト同一ナレハナリ
（本尾委員）
澁澤榮一ハ第一銀行ノ取頭ナル可シ株式會社ノ頭取ハ其會社ノ代表スルモノナルモ會社ノ代理人ニアラス抑株式會社ナルモノハ一ツノ無形人タルコト尙一政府ノ無形人タルニ異ナルコトナシ株式會社ヲ政府ニ比較スルトキハ卽チ一ツノ共和政治國ノ如シ共和政治國ノ大統領卽チ株式會社ノ頭取ハ其國或ハ其會社ヲ代表スルモノナルモ其代理人ト云フヲ得可キヤ例之ハ佛國大統領ハ人民ノ代理者ナルヤ必ラス然ラサル可シ佛國ノ大統領ハ卽チ佛國ノ主權者ナル可シ故ニ第一銀行ノ澁澤榮一ハ株主ノ代理者ニアラスシテ第一銀行ヲ代表スルノ主權者卽チ第一銀行ノ商業主人ト云ハサルヲ得ス然ルトキハ其澁澤ヲ代理スル總理代人ハ代理者ノ代理ニアラスシテ商業主人ノ代理人卽チ會社ノ直接ノ代理人ナリトス
（塩田委員）
然ラハ大頭領ノ代理ヲナスモノハ則「フ冐クリスト」ニシテ頭取ヲ代理スルモノナルヤ
（本尾委員）
然リ頭取ヲ代理スルトハ卽チ會社ヲ代表スルナリ
（渡邊委員）
本條ノ精神ハ例ヘハ三菱會社ハ岩崎彌太郞之レカ社長ニシテ直接ニ事務ヲ取扱フモ之レカ名義ヲ以テ其事務ヲナス庄田平五郞ノ如キハ「フロクリスト」ナルヤ
（本尾委員）
然ルカ如シ
（渡邊委員）
岩崎彌之助ハ（三菱ノ副社長）「フロクリスト」ナルヤ
（本尾委員）
若シ岩崎彌之助副頭取ナルトキハ其資格ヲ以テハ「フ亙クリスト」ニアラス然レトモ岩崎彌之助總理代人トナリテ事ヲ執ルトキハ副頭取ノ資格ヲ以テ爲スニアラス卽チ總理代人トシテ事ヲ執ルナリ故ニ總理代人ト副頭取トハ毫モ關係ヲ有セサルモノナリ
（箕作委員）
澁澤榮一カ第一國立銀行ノ頭取トナルカ如キ則「フロクリスト」ナラスヤ曽
（本尾委員）
否ラス澁澤榮一カ第一國立銀行ノ頭取ナルヲ以テ之ヲ總理代人ト云フヲ得ス何トナレハ頭取ハ會社ノ役員ナルモ總理代人ハ雇人ナレハナリ♂嗣
（箕作委員）
副頭取ハ如何
（本尾委員）
役員ノ內ニモ頭取アリ副頭取アリ取締役アリ總理代人ハ常ニ給料ヲ受クル會社ノ雇人ニ外ナラサルナリ
（箕作委員）
例令、ハ伊勢ノ松坂ニ本店アルモノ支店ヲ東京ニ設ケ支配人ヲ置カンニ其支配人ヨリ更ニ代理ヲ爲サソムル者ヲ總理代人ト云フヤ陌
（本尾委員）
支店ニ於テ命スルト本店ニ於テ命スルトニ區別アルコトナシ商業主人ノ位置ニ當ル者ヨリ事務ノ全權ヲ委托セラレタル者ハ卽チ總理代人ナリ、」一尸
（箕作委員）
其頭取ヨリ尙又雇入レタル手代ヲモ「フロクリスト」ト云フヤハ本尾委員）否全權ヲ委托セラレタル者ニ限ルナリ
（岸本委員）
第二百ニ十二條ニ頭取ノ「代理權利」トアリ其原語ハ如何
（本尾委員）
「會社ヲ代表スル」ノ字ナリ前ニ云フ「フロクリス十」ノ代理者タルト異ナレリ「フロクリスト」ノ性質ヲ明瞭ニナサソトスルニハ本條ノ外一條ヲ設ケテ之レヲ示スニ如ン
（細川委員）
本條ハ第七十四條ニ關係スルモノナルヤ
（本尾委員）
第七十五條ヨリ第八十條ニ至ルマテハ皆匿名組合卽チ第七十四條ニ關スル規定ナリ本條ニ於テハ其組合員ハ雖モ總理代人又ハ手代トナリテ事務ヲ爲スト商務ニ參與スルノ限リニアラスト云フ鼻アリ
（細川委員）
第七十四條ノ甲者カ乙者ノ代理ヲナシタルモノト見レ「ハ」可ナラン
（本尾委員）
然リ
（周布委員）
支配人ト云フヲ可トス尤モ國立銀行ン支配人ニ就テ云ヘハ不都合アレトモ一己商人ヨリセハ支配人ハ手代ノ上ニ位スレハナリ
（箕作委員）
然ラハ支配人トナシテモ可ナラン
（塩田委員）
日本俗間ノ支配人トハ如何ナルモノナルヤ
（本尾委員）
大坂ニテハ數名ノ手代中ヨリニ名乃至三名ヲ番頭トシ其番頭中ノ一人ヲ支配人トナシ主人ノ名代ヲナサシムルカ如シ
（委員長）
支配人ト云フヨリ寧ロ新熟語ヲ揭ケ通常ノ支配人ト異ナル所以ヲ注三記載セハ可ナリ
（細川委員）
「ハンテルスケヒツフエー」トハ手代ニテ適當スルヤ
（本尾委員）
未タ充分ナラサルカ如シ是迄商業補助人又ハ商業使用人抔ト譯セリ
（塩田委員）
然ラハ小僣番頭モ皆包含スルモノナラン
（本尾委員）
然リ
（渡邊委員）
商業ノ經理者ト爲シテハ如何
（周布委員）
矢張支配人トスル方可ナラン第四十三條ノ代理人ト本條ノ代理人ト同一字ナルヘケレハ之ト同ク支配人トセハ同條ニモ亦適替田スルナラン
（委員長）
然ラハ支配人ト爲シ下ニ注解ヲ付スルヲ可トス
（細川委員）
然リ本條ハ了解シ難ケレハ注解スルヲ適當トス
（注意）
本條ノ總理代理ヲ「經理者」ト手代ヲ「商業助手」ト改ムルノ說アリ
（渡邊委員）
商務ニ參與スルトハ不都合ナルヲ以テ「商務ヲ共ニスル」モノトセハ如犧側
（本尾委員）
可ナラン=シ
（委員長）
凸商務ウ共同スル」手セハ如何
（渡邊委員）
何分穩カナラスト
○第八十五條 商法草案第七十八條
損益配當ノ額ヲ明瞭ニ約定セサリシトキハ會社ノ全資本ト各自ノ差金額トノ割合ニ準シテ之ヲ算定スヘシ差金者ノ內一人特ニ損失ノ配當ヲ受サル約定ハ他人ニ對シ無効ノモノトス
（本尾委員）
損益配當ソ額トハ充當ナラス配當ノ割合トセハ可ナラン又會社以下割合マテハ原文中會社文字アレトモ仲間ト云フノ意ニ解セサル可カラサレハ其同資本ノ全額ト差金額トノ割合ト改正シテハ如何
（渡邊委員）
ニ人以上損益共分ノ約ヲ以テ商ヒヲ爲スモノナルヲ以テ卽チ會社ニアラスヤ
（本尾委員）
既ニ陳述シタルカ如ク第七十二條第七十三條第七十四條ニ揭ケタルモノハ本條例中ニ云ル合名差金株式會社等ノ會社ニアラスシテ只商業上ノ契約ヲ以テ共ニ商ヒヲ爲スニ過キサレハ之、ヲ本來ノ會社ト區別セサル可カラス
（箕作委員）
本條ハ第七十四條ノ注解ニ過キス然ラハ總則中ニ揭ルヲ要セサルカ如シ
（本尾委員）
第七十四條ヲ總則ニ置クトキハ本條モ亦玆ニ規定セサル可カラサルカ如シ
「差金者ノ內一人特ニ損失ノ配當ヲ受サル約定」ヲ「差金者損失配當ヲ受ケサル約定」ト修正シテハ如何
（渡邊委員）
如斯セハ差金者ノ全體ニ限リ一人ニ在テハ爲シ得サルカ如キ恐レアリ
（長森委員）
「差金者ノ內」トシ「一人」ヲ除キテハ如何
（本尾委員）
然リ可ナラン
（渡邊委員）
「差金者ニシテ損失配當ヲ受ケサルモノアル約定ハ」云々ト改メハ如何
（本尾委員）
渡邊委員ノ說ノ如ク改ムルモ可ナラン
（本尾委員）
差金者ニ於テ單ニ利益ノミヲ受ケテ損失ヲ分擔セサルノ約束ハ之ヲ取結フコトヲ得サルニアラサレトモ是レ組合員相互間ノ約束ニシテ第三者ニ對シテハ如此約束ハ無効ナリト云フノ意ナリ
（渡邊委員）
「差金者ノ內」云々ノ意味如何
（本尾委員）
假令ハ一定ノ差金ヲ爲シ之ニ對スル利益ノ分配ヲ受クルモ其損失ハ分擔セサルコトヲ約束スルヲ云フ如此約束ハ甲乙兩者ニ止リ他人則第三ノ人ニ對シテハ無効トスルナリ
（箕作委員）
第百十四條ト本條トノ比較如何
（本尾委員）
合名會社ニ在テモ社員間ニ於テハ特別ノ理由アルトキハ之ヲ爲スコトヲ得ルト雖モ他人ニ對シテハ無効タルコト勿論ナリトス何トナレハ各合名社員ハ自己ノ全財產ヲ以テ義務ヲ負フ者ナルヲ以テナリ本條ハ止タ他人ニ對シテ無効ナルコトヲ示スニ過キサルナリ
（箕作委員）
然ラハ第百十四條ト本條トハ社員間ノ約束ノ効ト社外人ニ對スル約束ノ効トヲ區別セシニ止マルモノナリヤ
（本尾委員）
然リ
（細川委員）
全資本ト各自差金額トノ割合ニ準シテ云々トアル意味如何
（本尾委員）
例之ハ某組合三千圓ノ資本ヲ以テ商業ヲ爲シ其內甲者ノ差金額五百圓トシテ乙者ノ資本ニ千五百圓ナルトキ三百圓ノ利益ヲ得タル時ハ甲者ハ五十圓乙者ハニ百五十圓ノ利益ヲ得ルカ如シ
（細川委員）
「ケルトウエールト」トハ都テ金額ニ引直シタル差金ナルヤ
（本尾委員）
然リ
（細川委員）
之レカ反譯ハ實ニ困難ナリ
（本尾委員）
然リ「差入資本額」ト改メハ可ナラン然ルトキハ金圓ニテ差入タルモノヽミナラス差入レタル物件ノ金額ニ引直シタル財產ヲモ包含スルナラン
（箕作委員）
「タイルネーメル」トハ差金セシ乙者ニ包含スルヤ
（本尾委員）
差金ヲ爲シタル人ノミナリ
（箕作委員）
「タイルネーメル」ヲ差金者ト譯セシハ少シク穩カナラサルカ如シ
（本尾委員）
然リ差金會社ノ場合ニ至リ差金者ナル者アルヲ以テ旁差支ヲ生スルニ至ルヘシ
（渡邊委員）
「差金者」ヲ「有分者」ト修正セハ如何
渡邊委員ヨリ呈出セシ修正案ハ衆議ノ上左ノ如ク決セリ
第七十八條損益配當ノ部分ヲ明瞭ニ約定セサリシトキハ共同ノ總額ニ對スル各自ノ差入財產價額ノ比例ヲ以テ之ヲ算定スヘシ差金者ニシテ損失ノ配當ヲ受ケサルモノアル約定ハ他人ニ對シ無効トス
○第八十五條 商法草案第七十九條
解約前ニ於テ其契約ヲ取結ヒタル人又ハ社名ノ倒產處分ヲ受タルトキハ差金人ニ配當スヘキ損失額マテ其差金ヨリ支拂ヲ請求スルヲ得ヘシ
（本尾委員）
先ツ反譯ノ穩當ナラサル所ヲ辨スヘシ「其契約ヲ取結ヒタル人」トハ甲者ヲ云フカ又ハ乙者ヲ云フ歟明瞭ナラス又甲乙兩者ヲ云フカ如ク見ユルト雖モ原文ニ於テハ乙者ヲ云フナリ故ニ之ヲ執業者トカ司業者トカニ改メサルヲ得ス
（細川委員）
損失額トハ到底差金額ニ止マルモノニシテ例之ハ差金額百圓ナレハ百圓以上ノ損失ヲ分擔セサル意ナルヤ
（本尾委員）
然リ偖本條ハ左ノ如ク修正シテハ如何
解約前ニ於テ執業者又ハ組合ノ倒產ヲ爲シタルトキハ債主ハ差金人ノ損失ニ歸スヘキ額迄其差金ノ內ヨリ請求スルヲ得ヘシ
（渡邊委員）
執業者ヲ當務者トセハ如何
（本尾委員）
然リ當務者トスルモ可ナラン
（周布委員）
差金額ヨリ尙大ナル損失アリタルトキハ如何
（本尾委員）
要スルニ差金者ハ差金額ヨリ以上ニハ義務ヲ分擔セサルナリ
（塩田委員）
解約トハ如何
（本尾委員）
定期ノ契約ナルトキハ期限ノ終リタルトキ又ハ無期ナレハ六ケ月前ノ預吿ニ依リ契約ヲ解キタル場合ヲ云フ
（渡邊委員）
本條ヲ左ノ如ク修正セハ如何
解約前ニ於テ契約ヲ取結ヒタル當務者又ハ商社ノ倒產ヲ爲シタルトキ債主ハ有分者ノ負擔スヘキ損失額ニ至ルマテ其差金ノ內ヨリ請求スルコトヲ得ヘシ
（塩田委員）
本條ノ主眼トスル所ハ損失アル時ハ差入資本ノ全額マテハ債主ニ於テ要求スルコトヲ得ルト云フニアラン
本尾委員ヨリ呈出セラレシ類似會社ノ關係ノ條一覽圖左ノ如シ
一第七十二條類似會社ニ第七十三條
第七十五條第七十六條
三第七十四條
第七十七條第七十八條第七十九條第八十條
第九條
于時午前十一時五十分閉會